乗りんさい芸備線実行委員会主催のツアー
「芸備線で行く、狩留家なす収穫体験&貸切電車トランルージュでオリジナルディナー」
に参加しました。
芸備線に乗って狩留家駅で下車。狩留家駅の木造駅舎は昭和23年に建てられたものだそうです。
駅の傍のホームから見える場所にも狩留家なすの畑がありました。
出迎えてくださった現地の方に
駅前を通る「中郡古道」を案内してもらいました。
狩留家は古代まで遡る歴史のある町で、御狩場とされ本陣もあり、
江戸時代には三篠川の舟運などの交通の要衝として栄えたそうです。
藝備銀行跡地の向かいの風情ある建物は元魚屋で
階上の料亭からは三味の音が賑やかに聞こえていたとか。
浅野公が宿泊されていたという本陣は、十六代目の現当主が現住されており
お庭だけ外から見せてもらいました。
その後、待望の狩留家なす畑へ。
狩留家の集落を見渡せる高台で、狩留家なすがすくすく育っていました。
企画のたびまちゲート広島さんから、カープの手提げ袋のプレゼントがあり
収穫したなすを入れて帰りました。
帰りの列車は、案内してくださった地域の皆さんが
手を振って見送ってくださいました。
広島駅に戻ってから、広電の飲食が出来る電車「トランルージュ」で
狩留家なす尽くしのディナーを頂きました。
どのお料理も美味しかったですが、一番びっくりしたのが
「狩留家なすのジャム」マスカット色の淡いグリーンがきれいで
狩留家なすの爽やかな風味が生きていて、
自分でも作ってみたいと思いました。
短い時間でしたが地元の方と交流して、狩留家の町について理解も深まり、
美味しいお料理も頂いて大満足の一日でした。