庄原市の「ローカル線の未来を考えるシンポジウム」
へ行きました。えちごトキめき鉄道の鳥塚社長の基調講演は
ローカル線を地域活性にどう生かすかということに大いに参考になりました。
特に女性を呼び込むことが大切というお話しには深く頷きました。
私も、最初の本「中国地方ローカル線の旅ガイドブック」を
女性向けのデザインと内容にしたのも、
沿線で観光や買い物で消費をしてくれる女性にローカル線に乗りに来てもらい
地域を元気にしたいという思いがあったからです。
私は広島駅から期間限定臨時快速「庄原ライナー」に乗り
備後庄原駅から無料のシャトルバスで会場のウィル西城へ向かいました。
列車やバスで来場した人へのプレゼントで
列車デザインの付箋をもらいました。
鳥塚社長の基調講演のあと、
芸備線沿線の庄原市、新見市、木次線沿線の奥出雲町の
鉄道を活用した地域活性の取り組みが紹介されました。
この日は上記3市町の共通の特産品である
和牛をテーマにした「和牛サミット」が同時開催され
庄原の比婆牛、新見の千屋牛、奥出雲の奥出雲和牛を食べ比べしました。
会場から徒歩5分の備後西城駅から芸備線の定期列車で帰りましたが、
シンポジウムが長引いたため上り列車に乗り遅れた人が出たようで、
開催主旨である鉄道利用促進に沿うような運営が必要だなと思いました。
とても有意義なイベントなので、また来年も開催を期待したいです。